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作者近況 5月

6/29 かなり堅い出版社の書籍の表紙を撮影する。バリエーションも含めて3カットの撮影だが、立ち合いが多く出版者から3人、デザイン事務所から2人、立体のイラスト作家を含めて神妙な雰囲気でスタートしたのだが終わる頃にはかなり和やかな雰囲気になった。

簡単に見える立体イラストの構成もかなり決定したカンプがあると、何処迄現場の雰囲気で味付けをして良いかが掴みにくい。立会ったデザイナーの感覚にもよるのだが今日はとてもスムースで、良い物が出来たように感じる。


6/27 去年迄は騙し騙し使っていた暗室のエアコンが全然冷えなくなってしまった。20年近く使っている旧型で、買い替えた方が良いのは判るのだが、2度の引っ越しを共にしたよしみもあり、取りあえず修理を依頼しようかと思う。今迄に5回は修理した記憶があるので金額的には新しいエアコンが余裕で買える程の出費を重ねて来た事になる。

物を長く使うと言う事に妙に執着する癖があるのだが、先日30年前のコーヒーメーカーが火を吹くと言うトラブルがあり、少し考えた方が良いと思うようになった。4月にはやはり30年程前からずっと連れ添って来た自転車が盗まれた。こちらの方は惜しいと思う反面、何か潮時を感じる別れ方だったように感じた。数えきれない引っ越しを重ね、郷里の実家から持って来た事を考えると不思議な感覚だが、、、、

銀行でかなり多くの振り込みを済ませる。珍しく1日で全ての支払いを終わらせる事が出来た。月末にしては銀行が空いているように感じる。昨日のメダカがさらに増えて10尾近くになっている。まだ餌は食べないようだ。あまりに小さい。


6/26 知人からメダカの卵を貰って来る。氷をのせたバケツに入れて慎重に車で運んだのだが、駐車場から部屋迄の間に少し水をこぼしてしまった。腐った水草の様な物に10個程の透明な卵が付着していている。

3月に魚がいなくなってしまった花瓶に移し、しばらく観察していたのだが、夕方には早くも5尾の稚魚が孵っていた。何とも心細い小さな生き物だが、何匹かはここで育ってくれるのだろうか?いつもなら不安に思ったりするのだが、卵から孵った生き物だからなのか、飼う事への不安よりも期待や希望を感じる。


6/25 勝浦の港で釣りをする。釣りと言っても元手が500円の餌だけと言うシンプルな物だが、夕方迄ただ座って小魚が餌を撮るのを楽しむ。さされると大変痛いらしいハオコゼや、5cm位のハゼの一種、イワシやカマスの稚魚などが極たまにに針にかかる。

昔から好きな港だが、立ち入り禁止の冊のある所が増えて、落ち着いた雰囲気が少なくなったように感じた。1人で訪れて落ち着いていられる町はとても少なくいと思う。


6/23 自宅のコーヒーメーカーがショートして周りに置いてあった色々な物が焦げてしまった。燃え易い物が無かったのが幸いし消火器を使う事は無く何とか消し止めたがすぐに消していなければ大惨事になりかねない。

30年程前のコーヒーメーカーそのものに原因がありボロボロに劣化していたコードにコーヒーがかかり、激しいショートと共に発火したのだが、電気の恐ろしさを久しぶり思い知らされた。

普通ショートと言うと、大体一瞬の事で、ブレーカーやヒューズが飛んでしまうのだが、今回はいつまでもショートを繰り返し炎を上げながらコードの周りが殆ど燃えてしまってもブレーカーが落ちなかったのである。結局火が着いたままのその場を離れ、玄関のメインブレーカーを手で落としてようやくショートはおさまった。

何故ブレーカーが落ちなかったかと言うのは推測だが、小刻みに小さいショートを繰り返していた為ブレーカー容量に達さなかったのだろうか?何れにしても漏電などの電気の火災がこのようにして起こるのだと言う事を今迄知らなかった事に少しショックを受けた。

片付けも大変だったが、しばらくはコーヒーを飲む気になれない。


6/22 2日間の撮影に伴う返却などの雑用や仕上りの発送、メールのやり取りなどをしていたら何時の間にか夕方になってしまった。朝には強く降っていた雨が上がり、昼食は久しぶりに個性の強いラーメン屋に1人で出かける。わりと最近オープンした店で、食べるのは3度目だが、何時も食べてしばらくは荒っぽいスープの後味に後悔するのだが、忘れた頃にまた食べたくなる。そして食べ終わった後で後悔する事の繰り返し。ある種の欲望の象徴のようだ。夕方迄、口の中がスッキリしない。

メールや電話でスケジュールの打ち合わせを進めているのだが、来月は仕事が重なって大変そうな雲行きだ。今から心配しても仕方が無いのだがどうも仕事のバランスが上手く流れない。今は比較的暇なのだが、全ての進行がが少しづつ遅れていて、来月のある時期に集中するような悪い予感がする。今をのんびり過ごす事が最良なのだろうか?


6/21 午前、午後、別のチームの撮影で一日中スタジオで過ごす。程よく仕事をしていると気がまぎれると言うか、充実した感覚に救われる。一日中フィルムの撮影で、終了してから渋谷の現像所迄出しに出かける。久しぶりに渋谷で食料品の買い物をする。

しばらく続いていた天婦羅のブームも去り、次は何を作ろうかと考える。最近はだし巻卵をよく作るが、全然上手く行かない。シンプルな料理程難しい。


6/20 書籍の表紙を1カット。デジタルで入稿日が迫っているとの事でスタジオで全ての画像処理を済ませ宅急便で発送する。自宅のマックを通さないと幾らか不安はあるのだが、、、

途中イラストの作家がパーツを自宅に忘れたと言うトラブルで2時間程の中断を余儀なくされたが夕方には終了。昨夜の地震にまったく気付かない人がいたのにはちょっとびっくりした。旧い冷凍の食材を解凍して夕食。久しぶりに酒を飲まずに寝る。


6/19 これと言って手を付ける事が思い付かず夕方から酒を飲む。7時が近いと言うのに窓の外は明るく、ビールを飲むのに若干の憎悪は感じたのだが、一杯飲んでしまえば次から次にに色々な酒を飲み、幾つかの肴を作る。1人で飲むのも良い物だ。

何かに手をつける気分にならないのは新しい目標を見つけられないからだろうか?作品を撮ると言う事から長く離れていて、感性が刺激されないからなのだろうか?年末に仕上げた新しいポートフォリオも発表の方法を思い付かないまま、最近ではできるだけ見ないようにしている感じがする。

経済的に安定していれば、暗室をリフォームして大きな作品を常に手掛けられるようにするのだが、、、、などと考えたり全てにおいて中途半端な気分だ。前回の個展で得た技術的なノウハウも、今一つ確定された物で無いような、、、つまり弱気なのか?夜遅く地震の揺れの中で何かを叫ぶ。


6/18 銀座に出掛けたついでに銀一に寄り、少し時間をつぶす。あまり好きな店では無いが、ここでしか手に入らない物もあり長い付き合いになる。高い物をより高く、と言う商売とサービスの感覚が某高級外車ディーラーのようで私には性が合わないのかもしれない。

昔程景気の良いカメラマンも少なくなり、商売の方向性も少しは変わって来たようだが、、、、、関心があるのは暗室用品の出物や、スタジオ用の照明器具のパーツなどだが、がらくたの中から安い掘り出し物を見つける事もある。

今日は特に目新しい物は見つからなかったが、最近発売が終了して手に入りにくいスポットーンに変わるレタッチインクが売られていた。マーシャルのカラーダイの小さなボトルなのだが、何かの間違いかもしれないのだが2500円の価格が付けられている。海外で購入すればせいぜい2〜3ドルだと思うのだが、、、余りに高すぎる。さすが銀一。


6/17 随分前にに撮影したインテリアのポートフォリオを発送する。知人のの紹介と言う事でボランティア感覚で撮影したのだが、材料費すらなかなか払わない様子は前回同様らしい。金額の大きい仕事をしている人間程僅かな金額を出し渋ると言う話は的を得ている。バカにされている様にも感じるが、感覚の相違なのかも知れない。

こんな仕事ばかりしているので支払日に辛い思いをしているのだと考え始めて憂鬱になってしまったが、同じ知り合いでも良い人間も沢山いる。僅かな予算の中で仕事を動かして共存している友人に支えられ今迄やって来れたのも事実である。気を取り直して別の友人のポートフォリオのデータ処理に精を出す。彼女の作品もすばらしい。

昨日は友人と寿司屋で夕食をとったので今日は全てを節約する。1人で外食する事は殆ど無いのでスタジオにいても家から持って来た物で昼食を済ませて一円も金を使わない。そう言えば宅急便の発送にいくらか掛ったが、、、、、、


6/16 昨日撮影したデータ処理を昼過ぎに終わらせてスタジオに出かける。昨日の続きや残りのカットを夕方迄撮影し、久しぶりに近所の寿司屋で飲む。やらなければならない画像処理もあるのだが今日は早めに休む。

6/15 月曜に千葉から戻って以来そこそこに忙しい。今日の撮影はほぼ一日中続き、深夜に始めた次の撮影を済ませて現像所から戻った時には夜が開けていた。最近はフィルムの撮影が少なかったのでブローニーのフィルムには神経を使う。

昔から思うのだが、ブローニーのカメラと言うのは何かと使いづらい。ハッセルなら未だしも6x7や6x9などファインダーの精度が今一でなかなか画面の細かい所迄チェック出来ない。ましてや普段は4x5のカメラで6x7を撮影する事が多いので目の粗いピントグラスではフォルムすら正確に把握出来ない事もある。

そんな事もあり、4x5よりも6x7で撮影したフィルムの方が仕上りを早くルーペで確認しないと落ち着かない。今回も少しでも早く仕上げる為に夜明け前の現像所の深夜ポスト迄車で出かける事にした。

後半の撮影はデジタルなのでデータはCDロムで持ち帰る。今日はさすがに手が付けられない。


6/12 昨日から千葉にいる。先週から気になっていた電車の旅と言う程の物では無いが一日中これと言った目的がある訳では無く、内房、外房を各駅停車の汽車に乗り、駅に貼ってある時刻表を指でなぞりながら、そこかしこの町を歩いて散策する。

自分の中の本当の理想と言う物が何なのか、何時になったら見えて来るのか判らないが、何時か住む町、故里を探すような気持ちで時間がある時は旅に出ずにはいられない。今迄はできるだけ遠く、離島や過疎の村をまわっていたのだがふと何かの巡り合わせで房総半島に自分の故里があるのでは無いかと言う期待のような物が今回の旅に駆り立てる。

何のあても無い気楽な旅ではあるのだが、思い当たる幾つかの町に寄り、駅前の不動産屋で長い時間を過ごす。まるで退職した老人のようだと思いながらも住む場所を探す年令はみかけの老いの中にある物では無いのだと馬鹿げた言い訳を反芻する。

自分でも何処に住みたいのか判らない。ただ、多くの町をこの目で、この足で、回る事なのか。もちろんきっかけは作意では無く偶然の中にある事は予感するのだが、この時間、この空気を自分の力で少しでも動かしたい。

物を作る為の場所。落ち着いて創作に向かえる場所は何処なのだろう。物理的な場所など意味が無い事は解っていても何処かに、その理想があるような空想の中で、、、、、今を生きる。


6/10 八百屋で南高梅を買い梅酒を漬ける。去年のものよりも少し小振りで品質が劣っているように感じたが、出回るのが遅かっただけに、早く買っておかないと無くならないとも限らない。酒屋で去年と同じ奄美大島の黒糖焼酎を買い仕事の合間に少しづつ作業を進め、夕方には無事紹興酒のカメに仕込みを済ませる。

朝から切れ間なく雨が降っていて気分がすぐれなかったが、梅雨入りしたと聞いたとたんにそれ程悪い気はしなくなった。先週から南房総を電車で旅したいと思っているのだが、雨の中の列車の旅も悪く無いように思える。梅雨らしい気分を満喫できる。雨の中出かけるにはちょっと勇気がいるのだが。

夕食は久しぶりにタコ焼きを焼いた。別に大阪人では無いのでこだわりは無いがときどきふっと食べたくなる。たまたま材料が揃っていた事がきっかけだが1人で焼いてみても意外とつまらない物かも知れない。食べるのはすぐに飽きてしまい、後はただひたすら焼いて冷凍する。何回か焼くうちに上手くなり色々なアイデアが湧いて来たところでタネが無くなった。

90個程焼いたのだが20個程は食べただろうか、、最後は明石焼きのように汁を作って食べてみたら少しは気分が変わったように感じたが、大量に残ったタコ焼きを冷凍しながら、もうしばらくは食べたく無いと思った。普通なのか異常なのか、無駄なのか有意義なのか解らない一日。


6/9 昨日片付けた暗室で朝からフィルムのスキャニングなどデジタルの作業をこなす。始めたら区切りが付く迄止められず、夜遅く迄スキャニングと画像処理を繰り返す。

通販に頼んであった3キロのコーヒー豆が届いた。自分でも何か馬鹿げていると思うのだが、ブレンドばかり6種類も頼んでしまった事を後悔する。注文していると悩んでいる物は全て買ってしまう変な癖がある。価格が安いとなおさらで、3キロ以上送料無料と言うコピーに反応してつい、ブレンドばかり3キロも頼んでしまった。

2種類程飲んでみたが同じようなブレンドでは、それほど味が違うはずも無い。それにしても3キロは多すぎる。冷蔵庫に入れても米よりも場所をとる。昨日届いた色々な酒12本もやっと片付けたばかりなのだが、、、ちなみに酒も12本迄送料が、、、、、


6/8 昨日の金魚屋を町のあちこちに探すのだが見つからない。いつかまた時がくればふっと現れる物なのだろうか。

暗室の片付けを済ませながら、頼んであった通販のワインを自宅で受け取る。最近通販で買った物は自分でも不思議に思う物が多く、今日は色々な酒が12本、明日はコーヒー豆が3キロ届く。


6/7 自宅の近くの路上で金魚屋の姿を見る。以前にも同じ場所で見た事があるようなそれとも記憶違いか、デジャブのような不思議な感覚だ。都会の隙間にすっぽりと挟まって隠れているようなその老人の風貌にも妙に不思議な感覚を覚える。

比較的地味な金魚やメダカなどに混じって春迄飼っていたベタの姿を見つけた。3年近く自宅の花瓶の中で生きていたのだがNYに出かける前に死んでしまい、コケが生えたままになっていた花瓶を日曜日にきれいに洗って水を替えたばかリである。また飼いはじめようかとかなり悩んだのだが、何回か店の前で考えた挙げ句に今日の所は見送る事にした。

先週からの左足の痛みが無くならないのでいつもより歩くのが遅く、時々立ち止まって休んだりしているせいで色々な物が視野に入って来る。道ばたの小さな花であったり、変な形をした虫だったり、壊れたアクセサリーの欠片だったりするのだが、この老人の金魚屋も緩やかな時間が与えてくれた安らぎなのか?

八百屋ではそろそろ作らなければと思っていた梅酒の南高梅が出始めた。こちらも日曜日に漬け込むカメを洗って用意したばかりである。季節は全てを取り込んで私の中にも流れている。


6/6 一日中スタジオでデスクワーク。長らく滞っていた経理の処理に長い時間をかける。色々な取引先に電話して撮影したカットや料金に就いての確認など、妙に気疲れする一日だが、ついついめんどくさくなって溜めてしまうので余計に腰が重くなる。

どのカットが幾らだと言うような料金的なマニュアルが無い訳では無いが、やたら手間の掛る物もあればあっさり簡単な物もあり、同じように請求するのはちょっと気が引けたり、不満を感じたりと、いろいろ考えているうちについつい金額は幾らでも良いような、気の抜けた気持ちになってしまうのである。

食事をする時や買い物などは僅かな金額を気にする癖に、現金でないと実態が無く、物の値段が解らなくなるのだろうか?通販などもゲームのように少しでも安い所を探すのを楽しんだりするのだが、自分の商売の事になると他人が幾らの値を付けてくれるか考えれば考える程解らなくなりどうでも良いような気がしたり、、、、

現金で商売をする人達は本当の物の値段を常に感じている訳だからお金の感覚はもっとシビアになるのだろうか?それとも逆に物としての現金に無関心になって行くのだろうか?金額でははかれない仕事をしているのだと言う気持ちもあるのだが、現金商売の方が何か地に足を付けて暮らしているようで力強く、頼もしく、憧れのような、、、、、、形のある物を売って生きると言う事への憧れか???


6/5 ここ数日調子の悪かったPCを修理。去年の今頃量販店で購入した物だが、単純にマウスのコードが断線していたらしく、試しに新しい物を購入して交換したら嘘のように快適に動きだした。

購入時から付いていたマウスは使用感が悪く、いつかは買い替えようと思っていたのだが1年足らずで壊れてしまうとはなんともお粗末である。自宅では使用頻度も高くは無いのだし、、、、

新しく購入したマウスの使用感はすばらしく、光学式でコードレス、これで3000円少々であれば、スタジオのPCにも揃えたい。ふと思うと、キーボードもあまりに安物でこれも買い替えたいのだが、これはなかなか壊れない。


6/4 以前、横浜に住んでいた事や勤めていた事があり、郊外と言うと逗子や鎌倉など神奈川の印象が強かったのだが最近は房総も視野に入れて考えるようになった。九十九里はあまりに平坦で魅力を感じないが千倉や江見などの南房であれば地形も変化があり、観光客も少なく暮らし易いのでは無いかと思う。ただ交通の便は神奈川にはかなわない。

いつかは気候の暖かい離島で暮らしたいと思っているのだが房総のどこかにもそんなひっそりとしたのどかな場所は無い物だろうか。

最近車が1台になったせいで電車で出かける事も多くなった。最近のガソリンの高騰は燃費の悪い大きなワゴンで出かけるにはあまりに不合理で、殆ど車に乗ると言う事が無くなってしまった。信州や東北など遠く迄行くのならば別であるが、、、あまり出掛けなくなったと言う事なのだが、、、

8月には駐車場の件もあり、夏の間だけ別荘を南房に借りると言うのはどうだろうか、、余り現実的では無いか、、、電車に乗っていると色々な事を考える。来週には房総半島を電車で廻ってみようと思う。

自宅に戻ると今度は固定資産税の請求書が届いていた。思っていたよりも少し安くなっているのだが、これだけで良いのだろうか???税金に就いては不安な事ばかりだ。


6/2 自宅の駐車場の工事の件で管理会社が送ったと言う書類がどうしても届かない。何度も再送したと言うのだが郵便局に問い合わせてもそのつど住所不適当で返送しているとの話。結局諦めてファックスで書類のやり取りをする事になった。

自宅の駐車場は住んでいるビルの屋上にあり、大型のカーリフトが装備されているのだが、老朽化が激しく故障して使えない事もしばしば。今回はリフトの交換と、屋上の防水工事を同時に進める為、2ヶ月間は車両を移動してくれと言う。一方的な申し入れだが承諾する以外に選択肢は無く、書類にサインしてファックスで返送した。

思えば春にはもう一台の駐車場も契約を解除され車を処分する事になったのだが、今度は自宅で駐車場に関しては運が無いようだ。8月からと言う事でまだ2ヶ月あるがこの近くにはもう駐車場そのものが存在しないので、その間だけどこか郊外に保管場所を確保した方が良さそうだ。必要な時はロケバスを頼んだ方が安上がりかも知れない。

一方的で不親切な管理会社だが、都心に住んでいると不動産に絡む事は全て契約書に基づいて事務的に処理が進められる。何10台もの車両は一体2ヶ月もの間何処に移動するのだろう?

夕方になって書類の返信と供に、郵便局からから住所が間違っていた郵便物が届けられた。「契約書に従って60日以内に通知して、、、」と言うわりには初歩的に住所を書き間違えていたのである。


6/1 昨日夜遅くなって出せなかったフィルムを渋谷の現像所迄持って行き、午後には仕上りを受け取ってクライアントに発送する。かなり急ぎだったようで、少しでも早く仕上がって良かったと思う。最近は現像所も少なくなり、長い時間待たされる事もある。良い仕上りでほっとする。

午後からはデジタルのデータとフィルムの仕上りを学大のデザイン事務所迄納品に出掛け、かなりの距離を歩いて見たのだが、左足の具合は今一つ。ひどくもならず良くもならない感じ。変な筋肉を使う為、とても疲れる。

再び戻ってからは、ロケのデータの仕上げにかかり、何度か地震に驚かされたが夜遅くなって無事終了。地震の噂が広まっているだけに慌ててしまった。気をとり直して、防災用の水を新しくし、風呂に水を張る。


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