Beers Two-Solution Formula

Solution A Solution B
水(約50℃) 750cc 5000cc
メトール 8g 40g
無水亜硫酸ソーダ 23g 115g
無水炭酸ソーダ

または炭酸ソーダ1水塩)

20g 100g
(23.4g) (117g)
臭化カリウム 1.1g 5.5g
水を加えて総量 1000cc 5000cc
水(約50℃) 750cc 5000cc
ハイドロキノン 8g 40g
無水亜硫酸ソーダ 23g 115g
無水炭酸ソーダ

または炭酸ソーダ1水塩)

27g 135g
(31.5g) (157.5g)
臭化カリウム 2.2g 11g
水を加えて総量 1000cc 5000cc
溶解には特別な注意は必要ありません。他の処方と同じように記入してある順番で投入し溶解を確認して最後に臭化カリウムを完全にとかして下さい。炭酸ソーダは、無水、1水塩どちらかを使用し、常に同じ順番で同じ薬品を使用して下さい。

使用方法とこの処方の特徴

この現像液は上のA,B 2つのストックからなり、それを上記の比率で混合して使用液にします。
それぞれの比率によって大きくPHや主薬の組成が変化しますので現像時間や、色調は印画紙との組み合わせによって
実験的に決める事になります。
表のSolution Nunber がコントラストを表し、最も軟調な1ではA-120 の1:2の希釈に非常に近い事がわかります。
そして少しづ加えられるB Solution で普通のMQ現像液になり、最後にはかなり主薬量と臭化カリウムの多いハイコントラストの
現像液になる訳です。
今のようにマルチグレードのペーパーが普及していなかった頃、これはとても使い易い現像液で僅かづつ添加するB液の量で
細かなコントラストの調整をしました。A.アダムスのテキストにはこのほか、Selectol Soft とDektol の調合でより幅広い
コントラストの調整が可能だと言う話が出て来ますが、私がこの処方を使っていた80年頃、日本ではSelectol Soft は
あまり一般的に売られておらず、この処方を調合する方が簡単だった訳です。
ただし実際に試した事があるのは、Number 6 迄で7を試して見る事はありませんでした。
前のページでも記しましたが、この処方のオリジナルはアルカリ剤に炭酸カリウムを使用していたそうです。
炭酸ソーダに置き換えて紹介される場合が多く現在ではこちらの方が一般的です。私も1水塩で処方していました。
ストックと言う意味ではA-120 やD-72 が便利ですが、現在でもとても実用的で経済的な処方です。
これらのSolution や色々なバリエーションはA.アダムスの"The Print" の中に詳しく紹介されていてとても参考になります。

4/17 .05