Page.1 Page.2 Page.3

メインのカメラにはマスターテヒニカ45を使っています。
93年に直輸入の物を購入し現在迄かなりモデファイして使っていますので紹介していきます。

見て頂いて解るように距離計関係の物を内外共に取り外し軽量化とハウジング内部の簡素化をはかっています。
次に蛇腹の部分を見て頂きたいのですが、オリジナルの蛇腹の外側に袋蛇腹を付け足したような形になっています。
使った事のある方であれば解ると思いますが、このカメラはあおりを用いた時の蛇腹によるけられが非常に多く、ベッドダウンの
場合、カメラの下の部分は蛇腹が大きくはり出してきて、長めのレンズの場合画面が大きくけられてしまうのは避けられません。
そこで先ず、ハウシング内部の収納時、広角用のレールを取り外しました。それにより幾らかではありますがハウシング内全体
のクリアランスが大きくなりいろいろな改造が可能になります。


蛇腹内部の写真を見て頂きたいのですが内側に装着されているオリジナルの蛇腹はフイルム側でマグネットのチップによって
固定や脱着を可能にし、袋蛇腹の中で自由に移動変型する事ができます。それにより300ミリ以上のフランジでもハレーションへの
注意は必要ですが、かなり自由にあおりを使用する事ができるようになり、全体的に蛇腹そのものは長く使えますので接写や
長めのレンズにも有効です。

この写真はフルにベッドダウンしてトラックをのばした状態です。
レンズ開口部を見ていただければケラれていないのが良く解ります。
私自身はこの点は非常に気に入っていて、レンズ側にも同じような
処理を行いたいのですがカメラを畳んで収納する為にはスペース的に
限界でバック側のみにとどめています。

続いてフイルム画面の拡大、各種クリックの調整、などを次のページ
で紹介していきます。
Page.2 Page.3
Page.1