作者近況2011 2011年03月 2011年2月 2011年1月 2010年11月

05/31 仕上げたプリントを持って電車でギャラリーへ。強風の為、大きなハードケースではなく、ボードに挟んで印画紙の袋に梱包。この方が、電車の車内で常に手で持っていられるという判断から。ふだん扱わないサイズなのでちょうど良い箱がない。打ち合わせなどで2日まで戻れない。

05/30 昨日トーニングして乾燥したプリントをさらに乾燥する。この手順を怠ると、フラットニング中にプリントを傷めてしまうので慎重に。プレス機で乾燥した紙に挟み少しづつ湿度を抜いていく。これを何回か繰り返す。屋外の湿度は90%。

プリントに予備の無いものは特に緊張する。以前のように、ドライマウントするのであればそんなに神経を使わないが、生のプリントは、とてもデリケート。フラットニングが終わってから、スポッティング。その後、サインを入れて完成。明日額装の業者に届ける。この湿度では、自分でマット切るのは断念せざるを得ない。カッターの刃が滑らない。


05/29 昨日ギャラリーから戻ったのは深夜だが、あまり疲れは感じない。スタジオと違ってここではゆっくり眠れる。見る夢は、あまり良いものではないが、、、、

暗室のプリントケースを片付けトーニングの準備。ギャラリートークのフォトビューイング用のプリントを選んでいたので、、暗室内はプリントケースが山積みされている。肩の関節が最近痛む。

複数のエディションを販売したプリントのトーニング。トナーは貴重なので、販売したプリントの予備も全て同時に処理する。湿度が90%を超え乾燥に不安が残る。


05/28 ギャラリー最終日。今週は毎日一度はギャラリーに顔を出した。来客の少ない日もあったが、最終日は途切れる事無く人が訪れた。毎日こうだと良いのだが、、、などと思いながら最後の日を過ごす。

プリントセールスも、そこそこ。私の希望する、展示作品の半数、、、には届かなかったが、1/3は超えまずまずの数字。ただ、、、新しい顧客を発掘する事は出来ず、購入者は在来の私の顧客ばかり。この点は、、、少し残念だ。ギャラリーの抱える顧客、、、新しい顧客への積極的なマネージメントは、、、一度の展覧会では難しい。NYでもそうだが、見せ続ける事、繰り返し展開する事が必要なのか、、、新しい目標を考える。展覧会が終わってから、、、売れる事の方が意外と多い。、、本来はそう言うものだと、、思う。

ギャラリーお抱えのコレクター、、と、言うような人には会えなかったが、今回の展示の特長として、他のギャラリー関係者が多かった。国内のギャラリーもそうだが、USAのギャラリーオーナーもちらほら。、、、、自分の感覚としては、、、2ヶ月の会期を、、活かし切れなかった感じがある。、、ただ、、どう、活かして良いかが解らない。国内のマーケットは未知の部分が多い。。。。本来、、、作家は、、販売にはあまり関わらないものだ。事実、、、ギャラリーによっては、一切の顧客情報を作家には伝えない。どちらが、本当のやり方なんだろう?本当にわたし自身が売るべきなのか???

プリントの価格についても考える。国内で5万円前後、と、言うとギャラリーで取り扱うプリントとしては比較的低いレベルだが、円高の昨今、USDに換算すると600USDを超える。USAのマーケットでこの金額はけっして安くない。そう考えると、写真のコレクターには、高く感じるかもしれない。。。一般人には、価格の感覚はないと思うが、、、、??では、安ければ売れるのか、、、そう言うものでもない。

自分にできる事を考える。

とにかく、、、特別なものを提供する事。他のメディアには創りだせないもの、、、私にとっての写真が、、、私だけの物でありたい、、、


05/24 昨日は久しぶりに休む、ホームベーカリーでいくつもパンを焼く。昼は外食。と、言ってもラーメン。70キロ離れた内房の竹岡へ。これは少し重かったが、、たとえ身体を壊しても、、気分転換には良いのだと、、、自分では納得。ここのラーメンは自分の感覚の、、「なにか」、、、を破壊する力がある。夕食は明太子のパスタ。深夜に腹痛。。。。。けっこうバカっぽい1日。

午後の電車でギャラリーへ。着く頃には都内も雨が止んでいるかもしれない。一応、会期の終了まで、毎日一度はギャラリーに顔を出す予定。約束のある日も、ちらほら。プリントセールスは、もう一歩と言う感じ。他の作家に比べて単価が安いので(あくまでこのギャラリーの取り扱っているプリントの中で)なかなかギャラリーに貢献する数字を上げるのは難しい。 会期終了の28日までは、都内で過ごす予定。


05/22 20日のギャラリートーク、その後土曜日はギャラリーで過ごし、一夜明けた日曜日。午後の電車で帰宅。胃の具合もすっかり良くなって、食料品の買い物も、量が多くなった。鳥とブタのダシを合わせて久し振りに湯豆腐。月が見えないのが残念。

ギャラリートークは予想以上に盛況だった。本当に興味のある人達だけが集まってくれた感じであっという間に時間が過ぎてしまった。それぞれの作品の解説のみに終始した感じで、全ての人に満足してもらったかは微妙だが、あまり、話がうまくない自分としては、、、何かを総括して、、、語る、、、と言う事は、、たぶん出来ないのだから、、これで精一杯の感覚。

廃虚のシリーズのビューイングも好評だった。私自身、ギャラリーの空間で、同時にこれらの作品を見れた事はとても興味深い体験。プリントの大きさ、イメージの相関関係、ダイナミックレンジの違い、、、など、感じ取るものが多かった。

展覧会が落ち着いたら、、、もう少し、、今の部屋に作品を飾ろう。あと、2、3点。


05/20 昼。今日のギャラリートークのビューイングの写真を梱包している。展開するのは10点だが予備を考えて15点ほど用意した。けっこうな荷物だが、昼過ぎにここを出て電車で向う。22日ごろまで戻れそうにない。

ビューイングのプリントはNYで展開していたサイズが2点。国内の大きなサイズが10点用意され、その他少し小さめ(今回の展覧会よりは大きいが)作品が予備に4点。全て廃虚をモチーフにしたものだが、ビジョンとしては今回の展覧会と強い関係を持っている。おそらく、、光の表現、、フォルムに取り込まれるわずかなパース、、、など、、、

ギャラリートークの申し込みは未だ少なく、、ギャラリーの希望する人数には到底届かず、申し訳ないが、、、、、、むやみに人数が増えるより、、、私としてはちょうど良い。


05/19 昨夜遅い時間に帰宅、少し家事などを済ませたらすでに、昼。目の前の海岸は大潮で磯がむき出しになり、洗濯物を干すベランダも海藻の匂いが強い。今日の自分にぴったりの穏やかな天気。

5日ほどスタジオで過ごし、いろいろな事があった。開廊日は、ほぼギャラリーに出た。ギャラリートークも少しだが申し込みがある。

来場者に感想を聞いたり再開した旧友と長い話をしたりする。慌ただしかった展覧会の準備が終わり、長い会期も終了に近付くにつれ、、、、少しづつ全てを受け入れている自分を感じる。いつも、何かに身構え、守る事を考えているのか、、、、?

先日、ホーキング氏の発言がニュースで話題になっていたが、、、、人間の脳に就いて、、「、、、、壊れたコンピューターにとって天国も、死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ。、、、、」そして、人はどのように生きるべきか、、と言う問いには「、、、自らの行動の価値を最大化する為の、努力をすべき、、、」、、彼の学問の世界にはまったく見識がないが、、、これほど魅力的な発言はなかなか聞けない。この発言こそ、、「自らの行動の価値を最大化する為の努力」そのものだと感じる。

人は進化する生き物だ、そのプログラムは、いつ、書き換えられるのかは解らないけれども、、一つの発言で、、そのタネが全ての人類の脳に、埋め込まれたように感じる。芸術も同じように、、、何かが作られ、、例え、、誰も見なくても、、、そのタネは、、、人類の遺伝子の中に、、必ず埋め込まれていく。そして、、ある時、、、同時にサルがイモを洗って食べはじめるように、、、プログラムが作動する、、、、

私の知らない所で、まったく時を隔て、何かを生み出す人がいる、、、その遺伝子が、、自分に何かを作らせているように感じる。


05/14朝 午前中の電車でギャラリーへ。ストレスそのものは無くなったので、、、胃の具合も少しずつ良くなっている。以前ひどく傷めた時は一月以上具合が悪かった。今回は軽そうだ。今日は知人が多く訪ねてくる予定。

明日は震災後手付かずになっているスタジオの一部を片付ける。18日ごろまではスタジオか、、、できるだけギャラリーにも出るようにする。ギャラリートークでビューイングする廃虚シリーズの写真を絞り込みたい。現在展示している写真とそれぞれ微妙に関連付けられるもの、、、

ギャラリートーク、、、そのものに何の抵抗もないし、、30年以上のスパンの作品を同時に鑑賞できる事、その年代ごとの作品へのアプローチ、また、プリントの違い、、そして平行して作られてきた廃虚のシリーズ、私自身にとっても気持ちを整理する上でとても興味深い体験になると思っている、、、、、

ただ、、、今回は、、、有料(¥2000と言うあまりにも無謀な金額)故、、ほとんど申し込みはないのではないか、、、、、、、知り合いや知人で固める、、と言う手もないではないが、、、本当に興味を持ってきてくれた人が疎外感を感じるかもしれない、、、、などなど、、、


05/12 体調を気遣いながら1日家で過ごす。Web上にギャラリートークの告知を出した。

ギャラリートークに関しては、ゴールデンウィーク前からいろいろな方向で打ち合わせを進めていたが、私自身、少し尻込みしていた感じもある。当初は集客力のある誰かとの対談形式で、、と言う方向だったが、私一人でやる事になった。憂鬱だが、、やらなければならないような気もする。複雑だ。

数日前、写真家の春日さんや土居さんに勧められたフェイスブックをはじめてみた。とても便利なツールだが、まだ理解できてない部分が多い。PCで、、と言うのではなくスマートフォンのような端末の方が向いていそうな感じ。情報の広がる速度がとても早い。


05/11 久々に高速バスで帰宅。久し振りに乗ってみると人には勧められないくらい乗り心地が悪い。

ほぼ25年ぶりに両親に会った。日本人の寿命が伸びたとは言え、90近い年寄りの相手だから、、これが最初で最後、、その思いで長い時間を過ごした。、、と言っても2日だが、、、、

この両親のもとで育った10数年は本当に苦痛だったが、、、今の私なら、、少し時間も、気持ちも、余裕があり、なんとか、、相手ができる、、、みかけでは平静を装って対応したが、、その代償は少なくないようで、、、、25年ぶりに、、胃潰瘍を発症してしまった。ひどくならなければ良いが、、、、、

感性が、生活が、、、何が噛み合わない、、と。言う事ではなく、、自己を主張し続ける執念、そんな母親と、まるで大きな負い目でもあるかのように目をそらして生きる父の存在が、、、、私が生き続ける事を否定する。。。。会ってはいけない。


05/09朝 複雑な心境でこの日記を書く。

今回の展覧会を見ると言う事で郷里から両親が上京する。約25年ぶり、86年の個展、その後、96年の展覧会の時少し会う時間があったが、、ゆっくり話した事はない。

私は、できるだけ自分に正直に生きなければならないと思っている。その結果が現在に反映され、、次の世界が産まれてくる。全て、と言えば全てであり、無は無である。一つしかないものはただ一つ。そして2つあるものは無限に存在する。私は、、私であり、両親など必要無い。。。。そんな事を考えながら、、30年以上前、本格的に写真を作りはじめた。

今回の展覧会で、その全ての変化を、ネガの中に見た。自分の信念と感性について考える。何を取り込み、、、何を捨てていったのか、、、、

写真と言う、もっとも直感的な芸術は、、、、自分に何を作らせるのか?30年前とは比べられないほど、、自由な時間を持つようになり、、感性も、信念も、その選択肢はゆるく広がり、、、本当の核を捕らえていないのでは???

そんな事を考えながら自分の原点を見る。


05/07 朝の電車でギャラリーへ。中目黒のスタジオを経由して昼過ぎには着きたい。1週間ぶりだ。

05/05 ゴールデンウィーク。写真の事などまったく忘れて過ごす。震災も、展覧会の事も、、、不思議なほど、、意識に上がってこない。

料理は格安な海の物。少し大きめのマダイを一匹、片身はアロッス、米を3号も使ったかなりのボリューム、豪快な鯛飯のようなもの。残りの片身は1日おいて湯引きした後カルパッチョ。タコとサーモンも。スープは豚肉とキャベツ、とり肉とトマト、、、、昼は毎日いろいろなものを焼く。タケノコ、とり肉、大きな魚、、、、、、ふだんは飲まない、贅沢なビール、立派なスコッチ、いろいろな種類のチーズや、本格的なパン。みんな、、、頂き物で恐縮。家で出すのは安物のワインだが、、、、

千葉はとても良い所だ。海の物だけでなく、山の物が豊富。この時期のタケノコは特にすばらしい。キノコも地元の物が手に入る。とにかく物価が安い

郷里の高知も良い食材があったのだが、料理をしない母親は、出来合いの惣菜を買っていたので、食の思いではあまりない。いや、、当時の日本はあまりにも食に無頓着だった。戦時下に育った人間には、いきなり食文化、食育と、言われても対応のしかたが判らない。

芸術も同じ。貧弱な雑誌文化、画一化した学校教育で育った人間は、、、、、、写真を見る、、芸術を受け止める世代は、、、これから産まれる世代なのか、、、


04/30 朝の電車でギャラリーへ。午後から終わりまで在廊予定。

先週ギャラリーから戻って随分時間がたった気がする。何もしないで過ごしたわけではないが、少し体調を崩して、寝込んだりもした。日記に書くほどの事はなく、、、しいて言えば今回の個展に使用したイメージの資料のデジタルデータに目を通した事くらい。モノクロームの表現力について考えるきっかけに、、、、色彩は、、何を伝えているのか???何故モノクロなのか???

何か、、、連休前で浮き足立った感覚で落ち着かない。御宿にも久しぶりに客がありそうだ。


04/24 昨日ギャラリーから深夜に帰宅。激しい雨だった。

さすがに疲れた。起きてみたら快晴で、、だらだらしていて、、すでに昼。

2日間はほぼギャラリーで過ごし、いろいろな人に会った。作品も少しだが、、、売れはじめた。ほっとする。

ずっと、保留になり、気になっていたギャラリートーク、、、この件で2日間の打ち合わせ。いっそ止めてしまいたいと言う気持ちが大きかったが、自分の宣伝と言う事ではなく、写真の方向性、現況を考えると何かしなければならない気持ちも膨らんでいく。ギャラリーの方針として、有料で開催する、、この考え方は理解できる。本当に必要としている人だけを対象にしたい、、、そうなると、、集客力は?来る人はいるのか?その不安が先に立つ。集客力、、と言う観点から、トーク形式、、と言うスタイルで考えていたが、、、、、、、、、、

なんとか開催したい、、、その気持ちは、ギャラリーも私も、同じ、、、方向性を模索し、、、結局、私一人で、、、、


04/22 昼からギャラリーへ。5時前には着きたい。明日も午後からは在廊予定。天気は崩れるようだが、、、だいぶ暖かくなった。昨日は少し大きな地震があった。忘れかけた頃に、、いつも、、、大きく揺れる。

04/20 先日ギャラリーから戻り、少し辛らつな事を書いたのでアップしないままになっていた。ここ数日はガラス工房のセールの準備、チラシやWebなどを作って過ごした。良い気分転換だ。

先週、ギャラリーに出向き、いろいろな事があった。一つには、一度もあった事のない、いとこ姉妹が、訪ねてきた。一切の親戚付き合いのない私にとって、なぜか、、、展覧会のたびに、新しい親戚が訪ねてくる。何時も突然で、、そうして知り合った親類とは、仲が良い。

そして、写真家の高橋昇さん。1年前のPGIの展覧会では久しぶり完成された宇宙を見せてくれた作家だが、、とても謙虚で自然体。彼の個展は数多く見に行ったが、一つの世界観が完成しているのを感じる。

私は、自然体では、何も作れないように感じる。自分を追い詰めて、、作る。


04/17 週末にギャラリーから戻りずっと考えている事がある。地下の展示作品の一部は30年以上前に撮影した作品で当時の評価はあまり芳しくなかった。86年のコダックサロンの展覧会に至るまでも、多くの出版社や美術館に売り込み、あまりにも無惨な評価を受けた。それについて考える。現在、、何か変わったのか?

結論として、何も変わってないと思う。文化は多様化し、適格に同じ嗜好の人間を探し出す事はできるようになったが、美術館のキューレターや、評論に携わる人間は味覚を持たない料理評論家のようなものだ、、、、そこまで言ってしまうのは、、、あるいは全ての人が、、、と言うような疑問はあるが、、当時受けた、辛らつな批判や蔑は消してしまう事は出来ない。

彼らから見れば、既存の表現方法、使い尽くされたモチーフ、、、そんなものだけが目について、そこから先には進めない。そこから先にあるものが芸術だ。デタラメなものと、そうで無いものと、、、同じではない。作る人間は、時間の流れの、、、先でも、、後でもない、、、超越した世界から物を見ている、、、

彼らから、逆に、、芸術は何かを得るのか?

作家にとって馬鹿げた批評は決して無駄にならない。作り手は、自分の感性だけを信じるようになり、、より新しい、、表現方法を、、モチーフを、、、身に付けていく。内部にこそ、進化は、、備わっているものだと思う。作り続ける事。それは決して、同じ事の繰り返しではない。何かが、、、少しづつ変わっている。誰も、理解出来ない所で、、、、


04/15 やっと全てのネガの整理が終わり、もとのファイルにおさまった。改めて目を通すと、、写真の難しさを実感する。今に始まった事ではないが、、アンセル、アダムスなど、、、本当に偉大な写真家なのだと、、、、、

夜の電車でスタジオへ。明日は午後からギャラリーに出向く。私がいれば、どうなる、、、と言うものではないので、けっこう憂鬱な感じはするのだが、ギャラリーにいる間は、誰も来なくてもそれなりに幸福な時間を過ごす事ができる。とても落ち着いた空間。

売れないと言う事は、、、この写真を求める人がいないのか、、、と思ったりもするが、、、必ずしもそう言うわけではないと、、、いろいろ考えるが、、抽象的なイメージは、日本では受け入れられないように考えはじめると、、、また憂鬱。


04/12 都内から戻って諸々の雑用を済ませ、今日から暗室の片付け、、、と思っていた所へ激しい地震。

予定を変更して台所の棚を、いくらかでも地震に強いように補強する作業。下から突き上げる揺れで、今まで物が壊れなかったのは奇跡のようだ。天井と棚を固定し、落ちたり、倒れたりしそうな所はチェーンで固定。気休めだが、、、やらないよりは良い。夜までかかる。経済的に苦しいので全て、、、、あまり物のは材を切ったり、つないだり、、、継ぎはぎで、、、、さらに貧乏臭くなったが、、、しかたない。

明日は、暗室を片付け、ネガや、プリントを収納したい。早くやらないと、、、ここは全ての物に、、、すぐ、、、カビが生える。


04/08朝 昨夜やっと、今回の展示作品のリストをWebにアップした。展示されている全てのイメージの撮影地、技術データを見る事ができる。銀塩の手法への関心が少しでも高まればと、、、思う。

これはけっこうたいへんな作業で、オープンのギャラリーから戻ってずっとマックで作業。本来HPは、全面リニューアルする予定だったが、だらだらと、旧式のマックで更新を続けている。これはとても効率が悪い。年内には新しいサイトを立ち上げたい。

そんな事よりDMやメールを、、、と、言うスケジュールなのだが、、どうしても、作品を見てもらった人に、、より、、多くの情報を提供したい、、、と言う気持ちが先に立つ。まず、、、これを仕上げてから、、、そんな事ばかり考えていた。

そして、全てのフィルムの撮影データをチェックする事でスキルアップにもつながる。現在の印画紙に対して、どのネガを選んだのか、、撮影時のフィルターは、、濃度のコントロールは、、全てに目を通す。そしてシャープネスはどこまで必要なのか、、、今回、、あえてシャープネスの低いネガからプリントする事も多かった。印画紙との相性もあるが、、、引伸し気の光源適性も大きい。サイズの大きなプリントになると、、また、違う話かもしれないが、、、、

今日の夕方からギャラリーへ。明日も午後からは出向く予定。


04/05 昨日、とても久し振りに休んだ。今年になってはじめて、、、散歩も。体調は今一つすぐれないが、気持ちは随分軽くなる。裏山で出会った人に、夏ミカンらしきものををいただき、はちみつを入れた飲み物を作って飲んだ。

午後からは初日のギャラリーへ。DMの発送、メールなど、、展示にまつわる全ての作業もこれから、、、


04/03 午前中からギャラリーで展示の立ち合い。夕方前に全て飾り終え都内を後にする。全てが終わったような落ち着いた気持ちではなく、、これからはじまりと言う緊張感を感じる。2ヶ月近い展示期間、、、写真の存在感、表現力を伝えたい。

展示はすばらしい。額とのバランス、再度、ギャラリーのオーナーと煮詰めたレイアウト、、、ぐっと良くなった。地下は、ある程度想像がついていたが、1階の展示は飾って初めて世界が見えてきた気がする。

96年以降、廃虚のシリーズを多く展開してきたが、ずっと撮り続けてきたのはやはり、、、自然界の造形だと思う。視点が、あきらかに違う、、と、言う事ではないが、写真の表現力、、という意味では互角、、そしてこちらの方が難易度が高いような気がする。技術的な手法も多彩だ。

はじまりは1979年、浦安の埋め立て地、、、そしてDMの写真は今年の1月に東北で撮影。写真の存在感をできるだけ、、多くの人に伝えたい。プリントは、全てのメディアに優先する。複製では何も伝わらない、、とは言わないが、、、、、


04/03未明 まだ薄暗いが、、作品を持って家を出る。午前中に納品予定。、、、額に入ってなくてもけっこうな荷物だ。

04/02夜明け前 全てのプリントのレタッチを終え、ブックマッティングも完了、少し眠ってから、、、全てにサインを入れる。

作品リストは、、、、チェックしてからメールで送る。今は意識がもうろうとしていて、心もとない。

久しぶり、、、、良い気分だ。


04/01朝 昨夜遅くブックマットの制作が完了。結局まる2日間かかった。と言っても、写真が入ったわけではなく写真を入れるべきマットが完成したと言う事。これから写真をスポッティングし、それぞれのブックマットにはめ込んで完成だ。明日がリミット、、、、、サイン他、、諸々の書き込み、、作品リストの制作、、などもある。

1日でできるかも、、、と思っていたがやはり無理だった。まず、暗室の模様替え。それまでケミカルのバットが並んでいた作業台や、流し台にボードを固定し紙を貼る。そして、カッター用のガイドレールを固定する金具などを取り付け、、、つまり、、プリントしていた暗室を、仕上げの作業空間に変えなければならない。制作点数は予備を含めて39点。侮っていたが、、、久しぶりに大仕事だ。

ブックマットの制作は業者に任せるのが一般的だが、点数がかさむとかなりの金額になる。今回マットボード諸々の材料費は6万円程、これを全て外注すると倍の金額がかかると認識している。そして納期、、、これも、侮れない。仕上りは、、、もちろんプロの仕事ではない、、、しかし、より丁寧に、、、と、言う側面もある。全てを通して作家の作品となる。、、そんな事までやってられるか、、、と、、言うようになってみたい気もするが、、、、

昨日の朝、余りに疲れてぼうっとしていたら、暗室の窓からイワシ漁をしているのが見えた。初めての事なので双眼鏡で、、、それでは物足りなくなってバードウォッチング用のスコープで、、、しばらく見入ってしまった。

ふだんはウィンドサーフィンなどでにぎわう湾内だが5、6隻の船団が大きな網を少しづつ手繰り寄せていく。網をひく船にはロープが張られ、網の重みで転覆しないように他の船がそれぞれ反対側に目一杯引っ張っている。すごいチームワークで、、、そして網から上がってくる魚の漁がすごい。一隻の船が魚で満杯になると、港に戻っていき交代で次の船に積み込んでいく、、そしてその船も魚でいっぱいに、、、時々、ヒラメのような大きな魚を箱に放り込むのが見える、、、カモメの群れが、双眼鏡の視覚の中を横切っていく。一度の網を上げるのに、、夜明けから、、昼前までかかって、、、大漁の海。



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