|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
実際のスポッティング処理 |
|
|
|
|
上の2枚の画像は実際にスポッティングが必要なイメージで、この処理を説明する為にゴミを加えてプリントした訳ではありません。 |
|
ラージフォーマットのカメラを使用している場合、ここ迄大きなゴミがネガ面に付着する事はまずありませんが、これは撮影前に |
|
ダークバックなどでフィルムを交換した時にゴミが付着し、ネガ上に出来たダストスポットを修正した後にプリントした物です。 |
|
ダストスポットをそのままプリントすれば、この部分は黒い線になり、結果的に印画紙の表面をエッチングしなければなりません。 |
|
エッチングと言う作業は広い面積に限らず好ましい物ではなく、表面の光沢を失ってしまいますので私は殆ど行いません。 |
|
実際の修正ですが小さいサイズのフィルムをプリントした物と違い、プリント上には粒子はありませんので必ずしも点状にインクを |
|
載せて行く必要はありませんがとても慎重に濃度をあわせる必要があります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
明るい部分を修正するのは濃度の高い部分やテクスチャーのある部分よりも難しく、とにかく濃度を上げてしまわない事に注意します。 |
|
その為インクはかなり薄めの状態から始め、筆も常に毛先全体をインクに浸し乾燥によって濃度にばらつきができるのを防ぎます。 |
|
上の2点はそれぞれ塗った物と、点で打った物、技量の問題なのでどちらもあまり良い見本ではありませんが方法を間違えなければ |
|
必ずしも塗ってはいけないと言う物でもありません。塗る場合の注意点は少し大きめに周辺迄水で膨潤させる事と、実際の印画紙で |
|
慎重に少し薄めに色をあわせる事でしょう。塗る場合はあくまで粒子の見えないないプリントに行って下さい。 |
|
カラーの調合は実際にテストを行って決めますが、この場合は neutral black と selenium brown を同量で調合しています。 |
|
|
|
|
作業の効率と正確さを上げる為にスコープは必ず使用します。選ぶ時の注意点は自分にあった倍率と、作業中にプリント上に落下する事のないしっかりした構造である事。 |
|
|
ネガにも使用するのであれば、レンズが変えられてできるだけ倍率の高い物が良いと思います。 |
|
上の写真の物のように、黒いフードがレンズ迄をカバーしている物の方が使用感が良いように感じます。 |
|
|
|
|
下の写真の物はライトが点灯できる物で本来は電球が入っていますが、白色のLedに交換すれば、かなり使い易くなると思います。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
5/13.05 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|