東急ハンズはやはり面白い。当初考えていた素材とは全く違う物を見つけてアイデア迄も大きく変えてしまう事になった。何かを思い付いた時それを形のある物に構成する為には、それに合った多くの刺激や適切なアドバイスが得られる環境が必要なのだと思う。

創作に対する感覚的な部分に於いてもやはりそうなのだろうか、自分の中のわずかなひらめきを、具体的な物に仕上げさせてくれる感覚や発想のデパートのような世界が必要なのだろうか？何も多くの物理的な刺激だけが必要なわけでは無いのだが、後ろから背中を押されるような感覚は一人で考え込んでいてもやって来ないのだろうか。

季節が暖かくなって体調もよくなリ、自分を急かしていた焦燥のような物はあまり感じなくなった。新しい仕事を少しずつこなし自分の作品の事を考える時間も程よくある。このままだらだらと長い時間をかけていま迄のようにやっていってもよいのではと言うような感覚が自分のなかにあるのだろうか。最近の息苦しさや眠れない夜のイライラした感覚はいま迄とはまた違う物だ。

よる１０時を過ぎて、大島監督の「愛のコリーダ」を見る。情慾の世界がしつこい程にくり返されて、どうする事もできない重苦しい感覚が見ている側にも嫌と言う程のしかかってくる。結末迄のあまりに長い重圧である。私自身は好きな表現では無いと思うのだが、何かリアルな虚無感のような物が伝わってくる気がする。

ふだんは音楽関係の仕事をしている彼は写真は趣味ではあるのだが、常に積極的で個展も初めてでは無い。カラーのスライドのプロジェクションもあり、今回初めてと言うモノクロのプリントも手作り感が暖かくて懐かしい感じだ。

いろいろな人にそれぞれの写真の楽しみ方がある。自分にできる事はごく一部なのだが、続けていればなんらかの価値を見出せるような気がするのだが、、、

夜になってから新しいCDジャケットの撮影の打ち合わせがあり新人のアーティストを紹介される。今回はデザインも知り合いを紹介したので面白いものが作れそうな期待が膨らむ。結構な大人数での打ち合わせや顔合わせをスタジオで済ませた後、中目黒の駅の近くで遅く迄飲む。

軽い夕食を済まして１２時を過ぎた頃、借りていたビデオの「ハピネス」を見る。不思議な映画だ。自分を変える事ができない人間が微妙に絡まりながらひと固まりの集合体のようにぐるぐる動いていく。「アメリカンビューティー」のテーマが美意識であるならば、こちらはさしずめタイトルどうり「ハピネス」という感じか？

我々自身も自分を客観的に見てみるならば、この主人公の誰かにあてはまるのかも知れない。自分自身の事は分かっているのだけれど努力する人程そこから抜けだせない。結果はひとそれぞれだがぐるぐると何処かに動いている。「普通の」、、よく考える普通の幸せなんて、もとから普通で無い人には無意味なもので、合う事のない型に押し込めれば押し込める程全てが壊れていく。

都内のホテルでのレセプションに招待されての上京のようだったのだが会うのは久しぶりで、ゆっくり話をするのは数年ぶりのような気がする。以前に会った時は母親が一緒でろくに話しもできなかった。

８０歳も近くなってさぞかし弱っているのかと思っていたが、いざ会ってみると、そのエネルギーには圧倒させられる。私が子供の時から労働問題、公害環境問題等、他に仕事はしていながらも常に社会活動に自分の能力を活かす場所を探し続けていた事を思い出す。

化学を専門としていた彼は７０年代生活環境を測定する為の独自のツールを地域の人々に提供しデータを収集しながら公害問題に地域レベルで取り組んでいた。それが結局は現在の環境の浄化に繋がり、当時のデータは今では貴重な記録となっている。

アマチュアイズムと言う物を何時も否定しながら自分の生き方を見直して来て入るのだが、世の中を動かしていくのは以外とアマチュアによる部分が多いのかも知れない。片手間にやっていて何ができるものかと思う一方、必要に迫られて、とりあえずできる事から熱心に始める人達もいるわけである。

今迄あるようでなかったストレートな表現が少年と少女の姿の中で少しずつ見えていく感覚はとても新鮮だ。ローティーンを題材にして作られた映画は見るのが億劫になってしまいがちなのだが数少ない今迄に見た作品にはとても印象に残る物があり、相米信二監督の「台風クラブ」や東洋一監督の「サード」などは、今でも時々見たくなる。「サード」は脚本が確か寺山修司だったと記憶しているのだけれど、台詞の一つ一つがすばらしく、「長距離ランナーの孤独」と少しだぶっていく感じも興味深い。

今の所すこぶる快調に動いているのだがやはり不安はぬぐい去れない。とはいえ楽にバックアップがとれるので少しは気が楽である。

残っている仕事はあったのだが昨日からの疲れでどうでもいい感じである。遅くなってしまったのだけれど夕食を作り、ブローニーのコンタクトプリントを見ながらもらい物のウイスキーを飲む。

Macのシステムをチェックし新しいソフトをインストールする。このMacも来月には買い替えないといけない。OS9システムの機種が来月で販売修了してしまうからである。

先週リカバリーの終わったPCに少しずつ作業用のデータを移していたら又してもクラッシュしてしまった。今回はかなり重症でシステムはドライブCの物理的チェックを要求している。去年調子が悪くなって以来、HD交換、光学ドライブ交換、メモリー交換、全てのドライバのバージョンチェックなどなど、尽くせる手は全て尽くして来たつもりである。全てのデータがバックアップできているのがせめてもの救いであるが、何とか買い替える事なく復旧したい。とりあえず、ケースを分解し、全てのカードやケーブルの設置状態をチェックし、ドライブの全クラスタの検証を実行する事にした。始めてから一度目は途中でクラッシュしてしまい、２度めに実行してから約１０時間、修了したのは朝の１１時を過ぎた頃だ。今の所は何事もなかったように正常に動作しているのだが、このストレスから逃れないともうくたくたである。いつまでもデータを入れられないでいるわけにも行かないので、バックアップ用の外付けのハードを追加し、そこにデータは保存する事にすべく買いに出かける事にした。細かい出費が続き、結局全てを買い替えた方が安上がりなのかもにれない。

島で自転車に乗ったのを思い出し、暫く乗っていなかった自転車に乗ってみたくなった。私の持っている自転車はかれこれ２５年以上所有していて普通のママチャリなのだが、どう言うわけか盗まれる事もなく自宅の駐輪場に置いてある。引越したりするたびに思い出したようにタイヤを変えたり、錆び止めの塗装をしたりして、別にそれほど壊れる事もなく何となく所有していたのであるが、さすがに３０年近い歳月がたっているだけに何となく色褪せ具合がレトロチックで、他の自転車にはない味が出て来ているような気がする。

物持ちの良さはさほど愛着のない物に限られるようで、時計や筆箱等、どうでも言い様な物は、気が着けば小学校の時から同じ物を使っている。ある意味、物も感覚も同じような物なのかも知れない。緩く長く、だらだらと絡み付いているのである。

何時の日かデジタルの世界も今の銀塩のように一通りの進化を終えて、長く使い込んでいける世界が来るのだろうか、プロとアマの差がハードで仕切られているようで何とも息苦しい。私は殆どの人物の撮影にニコンのD1を使うのだがこれは画像もさる事ながら、カメラとしての性能が優れているからで、どんなに画質が良くても撮りにくいカメラは使えないのである。

最近手に入れたレンズがなかなかいい感じである。このジャケットは全てそのレンズで撮影した写真が使われる事になった。

７時頃自宅に戻り砂抜きの終わったアサリを改めて見てみる。しかしながら結構な量である。とても4人位では食べ切れそうにないと思っていたら口コミで人数が増えて結局１０人近い集まりになった。

ちょっとパンチのある物を作ってみたかったので、最初はアサリのチゲ豆腐を作ってみた。大量に入れたとうがらしがだんだん旨味に変わって行く。次は最近人気のアサリのアロース。最後にアサリの酒蒸しは醤油とバターにワサビと海苔で、少し濃いめの味付けに仕上げてみた。

当初予定していた３時の船には乗り遅れ、五時過ぎの最終の船で島を後にする。島を出るのは夕方が最高だ。緩やかな時間の流れが最も美しく見える時である。

三河線を乗り継ぎ名古屋に着いたのは結構遅くなってからっだった。３キロ程のアサリをコンビニで買ったアイスで冷ながら東京行きの最終のひかりに乗る。

新幹線に乗ってからヘッドホンでヘンデルのメサイアを聴く。マタイは聴く気にならない。東京駅に着いた時、丁度ハレルヤコーラスがすばらしい所で、自宅に着いた時全曲が修了し最高の気分だ。

自分でも気が着かないまま夢中に掘っていたらしく、手や爪は傷だらけで、腰はマトモに歩けない程のくたびれようなのだが、何とも爽やかな気分だ。

バケツ一杯のアサリを自転車の後ろにのせて、以前から知り合いの木工作家の方を訪ねてみたが、御留守のようなので明日また寄る事にする。海に沈む夕日が物凄くはっきり見えてそれだけでとても贅沢な気持ちだ。今日も９時迄は起きていられそうもない。

忙しかった今週のスケジュールから逃げるように慌てて出掛けて来たのだが此所に来るとほんとうにゆったりした時間の流れに心から癒される。暖かい季節になって島中に咲いている花も色彩が一層鮮やかだ。

自分なりの捉え方をさんざん探して見たつもりだったのだが素直な気持ちも大事なようだ。昨日数時間を費やして見たのだがやはり仕上がってみないと気付かない事もある。

そんな訳で今日のスケジュールはさらにタイトなったのだが、一件打ち合わせが延期になり、夜は１２時前に事務所に戻る事ができた。あわてて明日の準備を始めたのだがPCの接続が不安定で思うようにネットに繋がらない。サポートに連絡して１時間程カウンセリングした結果、原因はモデムではなくスイッチングハブではないかと言う事でなんとか接続を回復する事ができた。

明日は早朝から名古屋に向かう。新しい発見にいつも期待はあるのだが、、、

ツイていない事は重なる物で午前中はスタジオのエレベーターが点検日でなんだかんだ4.5回は階段で昇り降りをしなければならかった。明日の事を考えるとさらにスケジュールはタイトで憂鬱になるのだが、この変化が自分の刺激になる事を少なからず期待している部分もある。

歩き回って疲れた１日だが戻って天気予報とニュースで奄美大島と沖縄が梅雨入りした事を聞いた。近い内に奄美に出かけようと考えている。今週末は別の予定があるので来週以降になりそうである。奄美大島の梅雨とは一体どんな物なのだろうか？

デジタルの場合やはり撮影が終わってからが大変で画像を現像して汎用性のあるファイルにするのはカット数があると結構遅く迄かかってしまう。最終的な部分迄見届けられる事は良い事なのだが、作業的には負担になる所である。

今日はファイルの処理を進めながら夕食を作る事にした。12時を過ぎてからなのだが、先日買ったタケノコがそのままになっていたので、今が旬の銀ジャケと共に炊き込み御飯を作ってみる。仕事に夢中になっていて少し焦がしてしまったのだがなかなかいいできだ。

慎重に作業していてもちょっとしたミスでいろいろな人に迷惑をかけてしまうWebの恐ろしさを又しても体験してしまった。全てのデータを今週中には入力したい。

修復の終わったPCに入力する地図のソフトをオンラインで注文した。今の物は少し古くなっていたので新しい物は結構愉しみである。日本全国に少し気に入った国の物も付け加えて世界判にしていける物でDVDでも2枚以上の用量がある届くのは来月らしい。

フリーマーケットでアメリカ製のポットを買った。昔から魔法瓶が好きで、いくつ壊しても懲りずにまた買ってしまう。戻ってからはみんなで自宅に寄って簡単に食事をした。昨日夕食の為に買っていた食材が残っていて丁度いいタイミングで、適当にいくつかのメニューを作ってみた。ハマチの胡麻和えと、マッシュルームとチキンのバルサミコソース簡単な料理だがワインにはとてもいいつまみだ。

他人に頼んでしまえばいいのかも知れないのだが、やはり自分でできる事を少しづつ増やして行かなければならない。ファイルの属性や、DOSに関するPC特有の知識が余りにも貧弱な事を思い知らされる。MACとは全く違う世界なのだが、何とか克服して行かなければいつまでもこのストレスから逃れる事はできないのかも知れない。いろいろな意見を人から聞くのだけれども結局はハードを変える事が結論になってしまう。どうしてもそれには納得が行かないのでやはり経験的に学習するしか無いのだろう。明日はイベントに出かける予定なので、少しは眠りたい。

渋谷のHMVに寄って資料を探し、仕上りをチェックしてみる。売り場で見るとまた印象も違う物である。この売り場にある全ての物に誰かが関わって、それぞれの思い入れと共に形にしているのだと思うと物凄いエネルギーを感じずにはいられない。

今日は昨日完全に調子がおかしくなってしまったPCの修復用にバックアップを取らなければならない。多量にメディアを買って帰り自宅で作業をすすめたのだがだが緊張で肩は凝るし、慣れないWinのリカバリーなので調べなければならない事も多く全然はかどらない。夜の9時頃になって昨日からレコーディングを続けていたスタッフの方から打ち上げへの誘いがあり、作業を放棄して合流する事にしてしまった。

彼等の作業は昨日から今日の昼まで続いていたようで、まだ興奮が醒めていない感じである。結局久しぶりに遅く迄飲んで、かなり酔っぱらって帰宅する。明日はPCの修復を完成させねばならない。

今日のスケジュールは結構ハードですぐにこの後横浜へ、そして追加の出力をする為に自宅に戻り、届けたのは１２時頃である。恵比須では深夜になっても彼女のコーラスの取りが続いている。私はさすがに朝が早かったので、機材を引き上げなければならない事もあり車で事務所迄送って頂いた。

全てデジカメになった事で仕事のサイクルは結構早い。昨日の仕上がりを今日には完全な形で全部署にまわす事ができる。早く見てもらえる事は私にとっても幾らかは心理的に楽なのかも知れない。PCでの作業には不安な点も多い。先週から調子の悪かったPCが１台今日本格的に壊れてしまった。4台の内の１台なのだけれども、画像データーのセレクトに使っているマシンなので、今回はMACで写真を選ぶ事になり結構時間がかかってしまった。PCもそれぞれの特徴にあわせて使い分けているので１台１台の管理迄なかなか手がまわらない。

広告の仕事をここ暫くはしていない。自分の意志、自分の感覚が、少しは取り戻されてくる気がする。しかしそれだけでは満足できないのもまた事実なのである。

機材の用意を終えてレコーディングスタジオに入ったのは４時頃だったのだが、前日からと言う事も在り、スタッフはかなり良い調子に盛り上がっている。少しづつ生の音が入り、彼女の音が完成して行くのはなんとも言えないすばらしい感動で、立ち会っているだけの自分にも充実した感覚が伝わってくる。

今回はレコーディングに密着して、彼女の世界が形になって行く姿を、少しだけでもその表情から拾って見たくなり、全てのレコーディングに立ち会う事にした。幸せそうな人を撮影するのはそれがどんな形であれすばらしい物である。

この連休は最近登山を始めたと言う雑誌の編集者、デザイナー達と八ヶ岳に出掛けた。私はトレッキングは苦手なので途中の山小屋迄登り、宿泊した後は付近を散策した後一人で下山し下の温泉で再び彼女達と落ち合った。写真を撮る目的で地図を調べながら山の中を一人で移動する事はあるのだが、恐らく大勢で山を歩く等と言う事には到底興味が無かったので、山小屋には立地的に泊まった事はあるのだけれどもなんとも落ち着かない所だと言うのが今迄の感想である。

今回宿泊した「しらびそ小屋」は、八ヶ岳北側の中腹にあり、二尾の犬がいたり野生のりすが餌付けされていたりなんとものどかな所であり、食事もそこそこで、連休にもかかわらずゆったりした室内で暖かくなかなか快適な時を過ごす事ができた。食事の後に薪ストーブを囲みながら遭難救助のビデオを見たりして、それぞれの仕事の話や、今迄の山の話、家族の話等、初めて会った者同士が話ているのは、ちょっと抵抗はあったのだけれど馴染んでみるとそれなりに居心地のいい時間である。わたしが写真家である事や他の彼女達の職業も興味を引く部分でもあり、いろいろ質問されたりしているうちにそこそこ打ち解けていろいろな所から酒やつまみを御馳走になる。写真を撮りながら登山を楽しんでいるアマチュアカメラマンの方がいたり、とても好感が持てるいい人ばかりで、この世界に引き付けられている人達の気持ちがなんだか分かって来たような感じである。

昼頃迄山小屋で過ごしたのだが、私のようなのんびり組が他にもいるので落ち着いていられる。途中かなり大勢のグループが山小屋を通過して行く。なんだか都会には無い人間の暖かさがここには在って、ほっとした気持ちになっていく。

連休の最終日の渋滞の中、合流した彼女達と東京に向かいながら、立ち寄った露天風呂の話や、途中のいろいろな話を聞く。自分のスタンスで接する事ができるならば、まだまだ数多くの愉しみがいろいろな所に在るのかも知れない。ひとそれぞれに、、、

5/2　山菜のせいか眠いのに殆ど眠れず、それでも昼前迄はうとうとしていたのだが、連休明けの撮影の準備もあり目黒のカメラ店にレンズを探しに行ったのだが生憎休業日で、車を自宅に戻し電車で新宿に出かける事になった。デジカメとあわせて使う口径の明るいレンズを探しているのだがなかなか見つからない。結局今日の所は諦めて他の買い物をして戻る事にした。ここのところ一月に何本かしか仕事もしていないので余り機材に予算を使う気にはならないのだがレンズだけは、買ってみてかなり慎重に試してみないと使い勝手が上手く飲み込めないのである。ニコンのレンズ等は比較的価格も安いので気に入らなければまた処分してしまえばいいのだし、、、

機材に対する感覚も写真を撮る事そのものがビジネスになってからかなり変化したかも知れない。特に愛着のない機材と言うのもいくつかあり、可も無く不可も無くという感じで何となく使っているカメラも多い。作品を作っている機材と言うのはまた全然別の物でこだわりがあるのだが、どちらも同じカメラには違い無い。

昔見た「聖者の眠る町」という映画で自閉症の若者がフィルムのはいっていないカメラでホームレスの老人を撮影する所から始まるのを時々思い出す。

数人でパーティーを後にして自宅の近くの店に行き、頂き物だと言うウドやたらの芽をいろいろな方法で御馳走になった。ウドは茎の所は味噌を付けて生で食べてみたのだが、なんとも言えない春の味がする。その後葉の部分をたらの芽と共に、天麩羅と、次から次へ夜遅く迄ワインや焼酎でもりあがった。

先日江ノ島で野生のりすが木の芽を食べているのを見た。冬眠から覚めて木の実のないこの時期はきっと新芽が動物達の貴重な食料なのかと勝手に想像したのだが、たらの芽やウドのような味がするのかも知れない。春ならではの大地のエネルギーが満ちている。