vol.1 vol.2 vol.3

spot meter
このサイトでは私が作品を作る為に行ったcalibrationの
データを公開ていきます。
Neopan AcrossやTmax など一般的なフィルムも扱って
みましたのでで参考になる方も多いかと思います。

左の写真はデータを書き込むあたり用にFP100C(4x5)
で実際に撮影された物です。
FP100C の撮影データはここでは特に記入しません

撮影は自然光で行われ晴れた日の午後2時半頃東向き
の窓から射し込む光で露光されています

Camera / Horsman L45
Lens / Fujinon 250mm F.6.3

画像をクリックして現れるネガはNeopan Across をD96で9分間現像した物で最高濃度はほぼ2.0 かなり力のある感じのネガに
仕上がっています。
このcalibration の目的は私のよく使っているテクニカルパンをPOTA で現像する処理の換わりになるプロセスを模索する為で
現像ムラのおきやすい被写体に対して有効な方法を見つけるのが目的でした。

上の画像のロールオーバーで表れる数字はAsahi のスポットメーターの直読値です。*は1/3を表します。
露光の決定
この場合のゾーンV は6*に設定しASA25の場合直読の露出は120s. F45.1/3 となります。
4x5の場合この程度でも露出倍数がかかりますので、F250mn で実際 F370mn (+1.1/3)を加えて
120s. F32 に決定しました。
120s. という露光時間はこのような状況での私の標準的な値なのでcaliburationに於いてもできるだけ近い
状況でおこないます。

作例:この組み合わせはかなり標準的な物で、この後いろいろな撮影に使用しました。recent works2002の中の作品では
一般的な晴れた日の日陰で雪景色を撮影しています。